☆メイコ☆
私には夢がある!

その1、世界1おいしい酒を飲むこと!
その2、金持ちの夫を持つこと!

以上!!


でも今日…、、


「メイコ!僕と付き合ってくれ!あわよくば結婚してください!」
んで、このバカは玄関によくわからないメーカーの酒を置いてった。


――かくして私の夢は今日、ボロッボロのガラッガラに崩された。

ちなみに、バカが置いてった酒は



「まっずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

ってくらいまずかった…。



と、今日はいろいろと嫌な日だった。
まさかお隣さんに告られて、結婚申し込まれて、激マズい酒持って来られるとはな…。

返事どうしよっかな~…。

ん??




え??




「返事しなきゃなのーーー!!?」



…………ヤダ。あいつとはもう喋りたくない…。





でも、本当は、今日の告白もちょっぴり嬉しかったり?する、かも。




返事、してあげなくちゃね。

勇気出して言ってくれたんだもん。

あのバカはあのバカなりに頑張ってくれたんだよね…




じゃあ私も勇気を出さなきゃね!











コンコン

「はーい」
「昨日の返事に来たわよ。早くでてきなさい、このバカイトがぁ!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アパートの住人《6》

7に続きます。

7はカイト目線です

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投稿日:2012/04/30 23:24:07

文字数:543文字

カテゴリ:小説

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