言い出したからには引けない。レンは画面を起動しマネジャーについての情報を集める。
「普通人間の芸能人につくマネジャーが一人なのに対し、ミク先輩みたいな歌手ソフトにつくマネジャーは複数名。プロデューサの作った曲を歌手ソフトに届ける仲介役をしている――なるほどなぁ」
 「マネジャー」という職のネット上での存在意義についてすらはっきりと知らなかったレンは、まずそこから調べてうんうんとうなずく。
「今回殺されたマネジャー、LEONさんが仲介していたのはどのプロデューサの曲なんだ?」
「あ、それなら号外に書いてあったわよー」
 リンがレンに号外を手渡す。
 レンは号外の文章をしげしげと眺め、小さな声でこうつぶやいた。
「……ダ・ヴィンチ・コード」
「え?」
「ダ・ヴィンチのフルネームは知ってるだろ」
「Leonard da Vinciでしたっけ?」
 ピコが首をかしげた。
「そう。そしてda Vinciは『ヴィンチ村の』っていう意味で苗字じゃない」
「ああ、マ○ラタウンのサ○シみたいな?」
「……リンの例えの引っ張り方は置いといて、大体そんな感じ。つまり、彼の本来の名前はLeonard」
 レンは号外の記事、プロデューサの名前を指さす。
「ずいぶんと単純だけど――アナグラムだし、読みも一緒だろ? LeonardとREONAlD」
 レンが告げた瞬間、突如ミクの部屋が闇に包まれた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

VOCALOID CODE [FILE6]

みなさん、更新が半年以上あいてしまってすみません!
お待たせしました! やっとこの小説のメインになるPの登場です。
REONAlDさんです……と言っても誰だかわからない人が多そうですね;
のぼる↑Pと言った方が通りがいいかもしれません。
でも他のPの曲も出てくるのでご安心を(?)

閲覧数:294

投稿日:2011/12/26 15:21:24

文字数:596文字

カテゴリ:小説

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