快晴のとろけそうな日 君が行こうって言った
着崩した制服 汗で滲んだラクガキ
本当は嘘を吐いて 遠回りの道選んだ
もう少しで夏も終わってしまうから

溶けたアイスキャンディ
ベタベタな手で触んなよって
ふざけ合ってたの 青春って
なんだかな なんでだろう
胸が苦しくなった

一度きりのsummer
眩しそうな瞳が
映す世界は誰よりも輝いて
まだ何も始まってないけど
走る背中を追いかけてた
波に攫われても見失わないように

海岸沿いを歩いた 君が腕を引いてた
はりつく前髪 無造作にかき分けたの
帰り際に呟いた 遠回しの「好きだよ」も
もっとちゃんと君に 伝えればよかった

解けない問題ばっか
ジュースひとつで教えるよって
悪戯そうに 笑う君が
なんでかな なんでだろう
胸から離れない

恋をしてたsummer
波打ち際を歩く
君の歩幅が少しだけ大きくて
あれ 涙が溢れそうになる
潮風のせいにして笑う
波が消し去っても忘れないように

一度きりのsummer
眩しそうな瞳が
映してたのは少し違った未来
でも もう少しこのままでいよう
夏が終わりを告げる日まで
君だけを見ていた

恋をしてたsummer
波打ち際に描く
殴り書きの名前はすぐに消えたけど
ただ 並んで見てた夕陽を
いつまでも忘れないように
ぎゅっと抱きしめてた 一度きりの夏

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

一度きりsummer

Atoriさまの楽曲に歌詞をつけさせていただきました
https://piapro.jp/t/5y-4

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投稿日:2020/10/07 21:45:36

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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