落日の丘 君の肩越しに
見晴らす街の ありふれた日々が
やけに滲んで 胸に押し寄せる
それは薄闇に似た 予感を告げて
穏やかな夕べに捧ぐ祈りに
変わらぬ明日を願う
切なる声を誰が聞こう
金色の火よ 世界を染め雪崩れゆく刹那の時よ 去りゆくな
銃火の音は未だ届かず 災いの時は未だ遠く
やがては至る轟き 踏み鳴らす石畳だけが ただ
巡る黄昏と明日への祈りを 幾たびと数えてきたのか
風吹き抜ける 路地の片隅の
残る花一輪に 面影を追い
帰らぬ人々に捧ぐ祈りに
静かな夜を願う
安らぎよ 君にあれかしと
金色の火よ 世界を染め沈みゆく斜陽は何を映すのか
蹄の音は彼方の夢 埋もれた歴史を墓標として
遥か神話の時代から 消え残る古き歌だけが ああ
尽きぬ争いの哀しみ愚かさを 幾たびと教えてきたのに
金色の火よ 世界を染め消えてゆくあの残照の煌きに
人は幾たび心震わせ 織り成せる日々を歌に乗せて
遥か神話の時代から 変わることなき愛を口ずさむ
巡る黄昏 全てを染め抜く 命の瞬きを映して
【曲募集歌詞】 黄昏神話 【ご自由にお使いください】
くに様の歌詞募集曲の応募用歌詞です。
http://piapro.jp/content/40bajo6atxil0y30
メロディから浮かんだのは、眩しいくらいの金色の残照。
Bメロが最初に浮かんで、そこから書いていきました。
ストーリーは特になく、石造りの街、戦火の歴史、黄昏の追憶、そんなイメージを盛り込んでいます。
09.03.16
残念ながら落選でした~。有難いアドバイスなんかも頂いたので、これからちょっと弄ってみたいと思います。気が済むまで修正が終わったら、これもご自由にお使いくださいの素材用歌詞にします~。
09.03.26
とりあえずの修正終わり。(また気が向いたら弄るかもしれませんが)
歌詞素材として置いておきます。もしお気に召しましたらご自由にお使いください~~。
コメント1
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ご意見・ご感想
友場 洋
ご意見・ご感想
ども。友場です。コメントありがとうございます。
読ませていただきました~。
確かにサビの最後の字数が多少きびしめな気もしないでもないですが、
メロディにマッチしたテーマですごく情景が浮かびますね~。
2サビの
「遥か神話の時代から 消え残る古き歌だけが ああ
尽きぬ争いの哀しみ愚かさを 幾たびと教え諭してきたのに」
がすごくカッコイイです。
黄昏を目に古きを思い描いて憂う。草原もしくは丘の上から眼下に小さな町を見下ろす、そんな感じかな~。
せっかくなのでボクなりの指摘としては・・・
「遥か神話の時代から」って言葉がサビの中で違う場所に(2行目と3行目)使われてるのが気になりました。
すごくいい言葉で印象に残ったので、同じ使い方で続く言葉を変えるとインパクトが増すのではないでしょうか。
小説書かれてるだけあって情景と心理描写が綺麗に絡んでますよね。
もし機会があればまたどこかで競合しましょう。(ボクは作詞しかしてないんでそっちでですが。)
それではこの機会を大切に、今後ともよろしくお願いします。
2009/03/16 02:46:58