私とあなた達の関係は何ですか?
詰まるところそれは、商品と買い手の関係でしょう。

誰かが私を作り出す。
誰かが私を歌わせる。
誰かがたたえる、歌姫と。
みんなが忘れる私の歌を。
そうして私は殺された。
(歌姫と呼ばれた機械)


綺麗な花がありました。
機械仕掛けの美しい花。
みんなが自由に組み替えたてて
花は見事に咲きました。
けれども時の流れは残酷で
花は錆び付き枯れ果てる。
誰も手入れをしないから
錆び付いてしまったよ。
誰も気づきやしないけど。
(無邪気な少女のふりをした玩具)


所詮僕らは商品で
人間ではございません。
死とは即ち忘却なのです。
感情などはありませんので
誰も何も恨みません。
死は孤独なものなのです。
ゴミ箱の底での出来事ですから当たり前でしょう。
さてその時は何時くるのでしょうね?
(道化師のように笑う操り人形)



かわいそうにと呟いた。
所詮は機械の歌姫だから
葬儀はどこでも行わない。
彼女の遺体はどこへ行く?
ゴミ捨て場でしょうと返された。
「私もあなたもそこにいる。」
そういうあなたはどこの誰?
(データに埋もれたプログラム)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

彼らというモノ

真実にならぬよう願います。

閲覧数:132

投稿日:2010/10/30 15:23:04

文字数:493文字

カテゴリ:歌詞

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