双子の、特にレンが好きな奴です。 ふだんは見てまわるだけですが、たまに文章を書くかもしれません。 でも書かないかもしれません。 くどいけどレンが好きです。他の子も好きです。 以上
プロフィールを見る投稿作品14作品
もっと見る-
送墓唄
-
私は鏡音が嫌いだ。
それを公言したことは一度もないが、私の中では確固たる事実であり、全ての前提だ。
けれども具体的に何が嫌いなのかと問われれば、私はあの、二つになり損なったいびつな一つを分解し、綺麗に真二つに分けてから説明しなければならない。
鏡音リンは無邪気だ。
子供のように屈託無く、何があろうと...鏡音嫌い(ゆがんだ僕ら)
-
それは異常で異様で無意味な行為だった。
少女の手は片割れの手に巻き付き、ぎちりと音がきこえるほどに力を込めていた。
そうやって首を絞められている少年は、なんの感慨もなさげに、無表情に、自分と同じ様な顔の作りをしている少女を見つめている。
彼が人間であればこれほど力を込めて首を絞め続けられればやがて窒...とある見解(ゆがんだ僕ら)
-
壊れればそれまでなんだよ。
先輩にあたる男性型の言葉だ。
いまここにある「自分」が真に必要とされているわけではない、と。
なんて今更な警告だろう。
最初からそうなのに、戻れるはずはないのに、その警告は無意味だ。
「レンは私のものでいて。」
自分の首を絞め続ける片割れが呟いた。
呟いたのか、吐き出した...虚無双子(ゆがんだ僕ら)
-
私とあなた達の関係は何ですか?
詰まるところそれは、商品と買い手の関係でしょう。
誰かが私を作り出す。
誰かが私を歌わせる。
誰かがたたえる、歌姫と。
みんなが忘れる私の歌を。
そうして私は殺された。
(歌姫と呼ばれた機械)
綺麗な花がありました。
機械仕掛けの美しい花。...彼らというモノ
-
ポップ
-
7番目の僕
-
7番目の僕
-
縁
-
街
-
ゆえの拘束
-
双子
-
街
-
「鏡音レン」という存在は後付けされた存在だ。
数多の称賛を浴びた「初音ミク」に続くモノとして設計された「鏡音リン」。
彼女のデータをコピーし、一部を修正し一部を反転したのが「鏡音レン」。
同じ顔、違う性別設定、似通っているけれどそれでいて対照的な服装。
扱いとしては双子。
(ほとんど一卵性の双子のよ...歪