君の背中を眺めながら
思わず抱きしめたくなるんだと
そんなことを口にした僕
バカじゃないのと笑いながら歩いた

手をつなぐことさえも
怖くてできないままで
抱きしめるとかまだまだ
先の話かもしれない

君と喋りながら歩く
でも考えることは別で
どうしたら手をつなげるの
そればかりが頭を埋めて
他のことなんて浮かばないままで
話がうまくできないんだよ

勇気をくださいと神様へ
何度もお願いしてみるけど
だめだよ

そろそろ不安になって
別れ話なんかする
それだけは嫌なんだけど
君の口が開くたびに
胸が高鳴って苦しいんだよ

わたしのことが嫌いなの
急に君が話しかけてきた
どうしたらいいのですかと
誰に聞いても答えはない
君はずっと黙って待ってるんだ
今だけは壊したくないから

ぎゅっと君を抱きしめた
驚いた顔で僕をみるよ
そのあと嬉しそうにして
ふと背中に回した腕が
震えていることに気が付いたんだ
もう少しだけこのままでいて
泣いていたよ


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

涙の音

閲覧数:97

投稿日:2009/07/29 13:25:41

文字数:429文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました