作曲　ラムネ菓子様

今宵　月の　輝く夜は
乱れ桜　狂い咲く
絡めた指　小指の契り
果たしに行きませう

賑わう町　祭り日和
浮かぶ雲　空は晴れ模様
されど焦がれる恋模様
想うは貴方ばかり

ひらり　花弁（かべん）が舞う
ふわり　風に揺れて
きらり　胸に秘めた
想いは唯一つの真実

狂い咲いた桜の下で
確かな運命（さだめ）感じた
刹那　燃え上がる恋心
消し去る術も無く

身分家柄かけ離れ
相容れぬと知りながら　尚
惹かれ合う二人はまるで
悲恋の御伽草子

「愛の　為に全て捨てる」と微笑んだ
愛し　貴方の為
此の身なら全て捧げませう

狂い咲いた桜の下で
二人小指を絡めた
桜のみぞ知るその契り
「また此の木の下で…」

狂い咲いた桜の下で
確かな運命（さだめ）感じた
次の満月の夜が来れば
此の町に別れを…

桜咲いて　嗚呼　恋模様
徒（いたづら）な其の運命（さだめ）に
踊らされたとて構わない
儚き　此の愛に

永遠　誓いませう

今宵　月の　輝く夜は
乱れ桜　狂い咲く
絡めた指　小指の契り
果たしに行きませう

絡めた指　小指の契り
果たしに行きませう