【鏡音リン】Reborn【オリジナル曲】

微睡むメモリーは、誰かの複製で
俯くその先に、バグで汚れた腕
溢れた蒼の闇、波に漂うように
虚ろな瞳だけ、陽炎のように揺らぐ
型通りの言葉、意味など持たなくて
軽はずみなそれは、僕を染め上げてく
並べた0と1、無くした配列を
上擦る悲しみに、隠してまた探す
抗う、消えてゆく、輪郭を、思い出す
空回る、遠ざかる、無意識に突き放すから

やがて全てが枯れ、君が見えなくなる
塞いだ目、ノイズが混じる
まるで記憶の中、さ迷い歩くように
一つずつ、君を集めてゆく

繋がる指と指、だけど隣り合わせ
重なることはない、Γこれもまた違った」
奏でる電子音、警報の様だと
拡がる嫌悪感、君はどこにいるの？

やがて全てが枯れ、君が見えなくなる
翳した手、ノイズが混じる
まるで記憶の中、さ迷い歩くように
一つずつ、君を集めてゆく

やがて全てが枯れ、君が見えなくなる
塞いだ目、ノイズが混じる
まるで記憶の中、さ迷い歩くように
一つずつ、でも零れ落ちるよ

消える/忘れる/嗚呼、
時間切れの警報
届かない、ここで終わりさ
電脳線の彼方、優しく笑う人
わからない

Γそこにいるのは誰？」