冬の冷たい風に吹かれて
堪らず温もりを求めて
月明かりに手を伸ばした

選び取った運命だけが正しいのだと
勘違いしていたんだね

君の靴の方向が僕に向いていなくても
嘘をつくとき瞬きの数が多くなる癖にも
目を瞑ったけど口に含んだ水も飲み込めずに居たよ

君が選んでくれた本も
あの日湿気らせた煙草も
忘れるまで取っておくね

運命じゃなくて偶然なら嬉しいって
その方が大切にできるって
笑い合った日のことを今更思い出した

君の声も匂いも思い出せずに居るのに
衣擦れの音がしない部屋は
目を瞑ったけどいつまでも慣れなくて寂しくなるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

僥倖[曲募集][音楽募集]

始めのうちはどんなに小さな事でも感動できていたのに、慣れたらそんなことも数えられなくなっていたことありますよね
私は忘れずにいたいなと思って書きました。

閲覧数:85

投稿日:2023/12/29 13:47:53

文字数:266文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました