A1
「この世は塗り絵なのさ
二人で さあ 始めよう」
水たまりの底から
男の子が笑った
晴れ上がる空の色
追いつけず濡れる頬
何もかもに傷付き
描けない未来い
B1
学ぶたび 見えるのは
道塞ぐ高い壁
カナリヤを真似ても
飛び越えていけなくて
S1
雨の日はトランクひとつ
握りしめ 出かけましょう
いつもより少し楽に
息ができる世界へ
太陽に向き合ええなくて
眠りへととどまりたい
祈るような我が儘を
少年へと投げかけた
A2
「そっち側を
ねじって
髪留めの
ゴム貸して」
悲しむためのハンカチは
てるてる坊主になった
B2
雨音が響く部屋
臆病を一つずつ
あなたはそっと流す
折り紙の舟にして
S2
見上げれば七色の橋
消える前 触りなよって
歌うような軽い声
迷う背中押されて
優しさも やりきれなさも
夢から生まれたと知る
水面の上跳ね返り
やがて形を変える
S3
雨の日はトランクひとつ
握りしめ出かけましょう
痛みが滝になっても
あなたはそこに映る
その名前 もし聞けたなら
水彩の絵の具開けて
地球儀の隅の隅みに
ふたり入る傘を描こう
【譜割り・()は一音分】
A1
このよは
ぬりえなのさ
ふたりで(さあ)
はじめよう
みずたまりの
そこから
おとこのこが
わらった
はれあがる
そらのいろ
おいつけず
ぬれるほほ
なにもかもに
きずつき
えがけない
みらい
B1
まなぶたび
みえるのは
みちふさぐ
たかいかべ
カナリヤを
まねても
とびこえて
いけなくて
S1
あめのひは
トランクひとつ
にぎりしめ
でかけま(しょ)お
いつもより
すこしらくに
いきができる
せかいへ
たいように
むきあえなくて
ねむりへと
とどまりたい
いのるような
わがままを
(しょ)うねんへと
なげかけた
A2
そっちがわを
ねじって
かみどめの
ゴムかして
かなしむため
の(はん)かちは
てるてるぼうずになった
B2
あまおとが
ひびくへや
おく(びょ)うを
ひとつずつ
あなたは
(そっ)とながす
おりがみの
ふねにして
S2
みあげれば
なないろのはし
きえるまえ
さわりなよ(って)
うたうような
かるいこえ
まようせなか
おされて
やさしさも
やりきれなさも
ゆめから
うまれたとしる
みなものうえ
はねかえり
やがて
かたちをかえる
S3
あめのひは
トランクひとつ
にぎりしめ
でかけま(しょ)お
いたみが
たきになっても
あなたはそこに
うつる
そのなまえ
もしきけたなら
すいさいの
えのぐあけて
ち(きゅ)うぎの
すみのすみに
ふたりはいる
かさをか(こう)
.
雨天小旅行
「気が滅入りがちな雨の日、水のリズム」
「そんな日に、子どもだけができる冒険」
がコンセプトです。
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BPM=156
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なにもしていない そのせいだろう
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祈りの歌声遠く
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ナナツナツ
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ご意見・ご感想
mixbird
使わせてもらいました
はじめまして、mixbirdと申します。
事後報告で申し訳ございませんが、こちらの作品を私の作品内で使用させていただきました。
もしご不都合などございましたらお知らせいただけますと幸いです。
この度は素敵な作品を使用させていただき、ありがとうございました!
2024/03/29 21:34:58