濡れた瞳にも 朝は訪れて
何も言えなくなる
昇った朝日にも 嘲り笑われて
少女は立ち止まる

震える手で開けたカーテンの向こうで
輝きだす 楓の小さな朝露

きらめいた瞼に 静かに応答するような
一つ一つのフラッシュライトを 全身に浴びて
少女はあふれたどうしようもない思いの中
うずもれてしまって ずっと消えない春を背負っている


夕陽が照らす中 座った少年は
手紙を書いている
古びた便せんに 言葉を綴ってる
楓の木の下で

震える字を並べ 願いを込めても
部屋の中で 少女が抱いた絶望

きらめいた瞼に 静かに共鳴するように
一つ一つの思いを 言葉にのせようとした
夕陽が笑った 少女はそれを見ようともせず
また瞼を閉じた ずっと見えない春に縛られて


風を待って 泣きながら言葉を選んでいる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

盲目の太陽を宿す

なんばさんの曲への応募用歌詞です。
https://piapro.jp/t/1kX2

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投稿日:2019/02/28 18:07:04

文字数:351文字

カテゴリ:歌詞

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