分かってた　こんなものが　あてにならないことなんて
掴んでた　ものたちも　放してしまえ
笑ってた　「かかった」と　目もつけられない事態だ
すさんでた　心ごと　檻の中にさ

「いつものことで　飽き飽きしちゃうなあ」
策略の渦にいて　何も思わないのかい？

☆ああ　非情な程に　理不尽すぎるもんだ
　僕がとらわれる　理由一人探してさ
　もう　異常なくらい　狂った理解力で
　機会を殺してんだ

分かってた　どんな過去も　現在(イマ)越せば意味がないなんて
恨んでた　人たちも　どうでもよくなった
腐っても　充分さ　役目は果たせていたらしい
すさんでた　心さえ　残ってないな

「やつらは僕を　どうしたかったんだ」
結末は　僕らだけ　救われないんだろう？

☆ああ　無情な奴が　捨てていった感情さ
　僕がとらわれるのは　必然なんだろう
　そう　世情は僕を　許しちゃくれないんだ
　機会は　とうになくなってた

所詮　僕らは見捨てられるだけのおとりだ
やつらの考えなんて　知ってるはずがなかったんだ
両方の同意はさ　かけ違いもいいとこ離れ離れ
簡単に終われたら　それはそれで酷い結末なんだろな

「咲いた希望も　枯れちゃって終わりなんだ」
突然の事態(コト)なんて　起こりはしないよなあ？

☆ああ　非常識に　異常式をかけてった
　僕がとらわれた理由も　そんなもんでさ
　こう　誰も守らず一人きりの世界は
　「案外　つまんないや」

　ああ　非常な程に　唐突すぎるもんだ
　僕が嫌った世界も　捨てたもんじゃないな
　もう　事情も知らず　攫ってちゃったもんな
　理解はできてないけど
　君はまた笑っててさ