時は流れり 三千里
求めるものをひと握り
ウザったらしくも
愛おしく
素敵な恋でありました
時は流れり 行く年も
求めた者もひと握り
甲斐甲斐しくも
甘ったるく
妖艶な恋でありました
はるか遠くの縁者から
私は頂くものばかり
絶えるものや果てるもの
私は助けることなかれ
山のごとたくましい人でした
川のごと透き通った声でした
あなたを思い出す度
この胸が波立つ
それは白くしかし淡く
私の中を乱すのです
時は流れり 延々と
求めたものも一欠片
慌ただしくも
静寂と
緩慢な恋でありました
時は流れり くる年も
求めたものは一欠片
騒がしきことも
良きことと
思うべき恋でありました
傍らに立つ縁者にも
私は頂くことばかり
残酷さや綺麗さも
私は分かることなかれ
日のごと明るい方でした
月のごと妖艶な方でした
あなたを思わざりけるは
考えられぬこととなる
それは暗くしかし濃く
私の中に残るのです
華のごと可憐な方でした
風のごと柔らかなかたでした
あなたの姿を思う度
この身が疼きます
それは白くしかし淡く
そして暗くしかし濃く
私の中で動くのです
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