浅く繋がれた鎖を失くして
探して 探して 剥がして 壊していく

白銀のない季節が訪れて
儚く咲き耀う奇跡を信じていたい

ガラスのように無彩色な
冷たい嘘を吐いたんだ
憂う感傷のサイレンが鳴く

錆びた狂気を身に纏って
揺れるザクロの花が散る
鋭利な君が刺した
僕らはもう元に戻れないよと
白昼夢が覚める前に
これまでの全て終らせよう
哀を忘れて

誰も見てくれないさ
独りなんだ僕だけが
褪せている喉元で吠える

咽ぶ憑依を身に纏って
踊る自身に微睡み
嫌悪を忌み嫌ったくせに
人の痛みも知らない
その正義を振り翳して
白い腐海を漂う
孤高の青に溺れていく

枯れた傾慕にさえ縋って
白痴の世界を彷徨う
表裏もなく笑った
君が愛おしく忌まわしくて
酩酊するこの想いを
何処に吐けばいいのだろう
愛を教えて

被害者ぶった加害者が
反芻しても分からない
盲目の海に迷い込むんだ
哀願する日々なんて
もう僕は感染されて
悲哀に染まる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

歌詞 - チルスレイヴ

閲覧数:4,067

投稿日:2016/08/21 19:04:39

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

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