君に迷惑を掛けたくて生きていたわけじゃないんだ
どうしても生きたくて生きたくて生きていた
残酷な未来がみえていても
優しくしてくれる君がいて
今日も生きていたんだ

君と僕は明らかに違うから
寿命も立場も幸せの価値も
君が何のために誰の為に泣くのかは知らない
知らなくていい  ただ
流れ落ちる涙が誰よりも早く乾けばいい

僕は愛されるために生まれては居ないけれど
確かに君に愛され生きたくて生きてきた
悲劇的な終わりしかないけれど
今日という今日まで
確かに僕は生きていた

もう見慣れた汚された景色
溶けない恐怖穢れ消す死の白
腕に打たれた液体が何を意味するのか知らない
知りたくもない  ただ
僕の代わりに得るものが君のためになればいい

君と僕は明らかに違うけど
渇望も恐怖も本能も
きっと君らと変わらない
受け入れるなんて無理で、嘘で、嫌で、
生きたくて仕方ない

誰に迷惑を掛けても生きていたいなんて
どうしたら許される愛される生きられる
溶けることのない白が染め上げた世界に
僕は居ない 在るのはただの日常

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

白黒病(しろくろやまい)

私達の都合で生きて死ぬ

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投稿日:2010/06/03 18:06:21

文字数:461文字

カテゴリ:歌詞

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