一枚一枚と
ページをめくるように
歩いたこの道
心のパレットに混ざり合った感情

絵の具が溶けるように
薄めた想いもあるけど
かすれた夢描いたキャンバス
胸がさわぐ

暮れなずむ空に響くメロディ
坂を登れば
広がる景色にあの日君がいた
染まる街を唄に乗せ春が巡る

影を落とすカーテン
いつもの喫茶店で
飲み干したコーヒー
残した一雫 ほろ苦い後味の夕暮れ

誰かが残した名言
歴史を変えた争いも
君の声が全てさらってゆく
季節が過ぎても

思い出す日々を胸に灯して
ゆっくりと歩く
振り向く公園あの日僕がいた
時は過ぎる

ただいまの声も街の匂いも
忘れないから
見上げる記憶にあの日君がいた
色褪せない約束
春が告げる

一枚一枚に
込められた願いが
花と咲く日まで
カバンの奥そっと仕舞い込んだコサージュ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Corsage 歌詞

オリジナル楽曲の歌詞です。

閲覧数:18

投稿日:2025/01/01 16:53:21

文字数:355文字

カテゴリ:歌詞

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