雨に濡れた てるてる坊主
大地揺らす 閃光の果て
流る刹那 幾ばくの時
悲鳴さえも いく宛などない

地獄絵図を 誰が描いた
リセットボタン どこにもないから
降り続ける 惨劇は闇
祈る神は 嘲笑うのだろう

繋がれた罠 誘う逃げ道を辿って
重なる影は 泥を吐きながら進む
騒ぐ心の臓 煽る籠の外なぞって
終わりはしない 唇喰み眠れない夜

救いなんてどこにもない

信じた者しか救われない
限られた条件があるとしたら
信じない者のその他大勢が
見限られた酷い有り様

垂らされた一縷の望みは捨て
掴みこの場に引きずり落として
同じ世界を味わわせてやるから
高みの見物はもうおしまいさ

(遥か彼方望む未来まで
待ち続けて宵闇を穿つとき
終わらない時を止めろそして
いつか声をあげて泣き笑いあおう)


闇に紛れ 咲いた花びら
静かに散る 老いた花びら
踏みにじられ 憂いた花びら
切り落とされ 哭いた花びら

触れた熱に 先の見えない
くゆる残渣 脆弱な鐘
沈むおもい待ちわびた星
光と影 交わることはない

閉ざされた窓 冷たく転がる体温
がなる雑音 嘘をつきながら反響
歪む感情 丸い籠の中飛び回る
終わりはしない 唇喰み眠れない夜

結末はどうでもいい

全て水に流してしまえよ
幕を下ろして逃げだしてやるか
躍り疲れた掌の上には
糸の切れたガラクタたちが

終わりを告げろ宴はここまで
明日の準備だ先へ向かうとしよう
終わりを告げろ宴はここまでだ
次はどこへ次はどこにいこう


夜へ逃げろ 影を隠せ
月を照らせ 夜が明けるまで
夜へ逃げろ 影を隠せ
月を照らせ 夜が明けるまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

終焉を告げる(仮)

応募用
https://piapro.jp/t/_R_2

文字数等の変更、調整があれば申し付けください。

閲覧数:411

投稿日:2021/08/30 00:17:52

文字数:694文字

カテゴリ:歌詞

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