スュアーブの憂鬱

小説版　South North Story
プロローグ
　それは、表現しがたい感覚だった。
　あの時、重く、そして深海よりも凍りついた金属が首筋に触れた記憶を最後に、僕はその記憶を失った。だが、暫くの後に、天空から魂の片割れの姿を見つめている自身の姿に気が付いたのである。彼女は信頼すべき魔術師と共に...

手を伸ばした
ヒカリの先まで
夢の中描いた
ミライの音が空に響く
君の笑顔が僕を照らす
滲むネオンとアスファルトの上
やりきれなさがどうも
靴の裏貼りついて剥がせないな
強くなりたいけど
ガラス越しの明日　触れられなくて...

大空を羽ばたく　あの鳥のように
何処までも飛べる　羽根は持ってないけど
呆れるくらいの迷子の足で
何処でも行ける今が　在るから
今日だった過去が愛しく思えた
それなら　明日を迎える勇気になれる
輝いた星が見えない夜でも
信じて　君の鼓動
しゃがみ込んだっていいよ　こんなにも
高く飛べる証だよ...

迷いもなくはしゃいでいられたなら
もう少しだけ広い宇宙を連れて
もう少しだけやさしくて強い私が
その瞳に映っていたことでしょう
思い出の中 閉じこもってたくなる
でもね 鍵をかけるにはまだ早すぎるわ
未来は消えないから
散らかすように暗闇飛びこえ
向い風と踊れば涙は乾くの
ぶつかりながら ここで息づ...

「彼らに勝てるはずがない」
そのカジノには、双子の天才ギャンブラーがいた。
彼らは、絶対に負けることがない。
だから、彼らは天才と言われていた。
そして、天才の彼らとの勝負で賭けるモノ。
それはお金ではない。
彼らとの勝負で賭けるのは、『自分の大事なモノ全て』。
だから、負けたらもうおしまい。
それ...

merry christmas to you
merry christmas to you
灯すキャンドル (かぶりつくチキン)
聖なる夜に (みんなで分けようホールケーキ)
シャンパン開けて （飲み干していく）
今夜は騒げ let's party night
もういくつ寝ると (寝るより騒いでカウ...