指の隙間からは何も零れてこない
風に揺れる前髪の奥の
ひかりがてらすもの

きらきらと落ちたあなたの右目
軋む腕をゆっくり持ち上げ　
指を出し　閉じたあなたのまぶた
光が灯されるの待っていたのに

開かない　冷たい空気が通る
動かない　背中に電気が走る
どうすればいいんですか私
寄り添えばいいんですか

ずっとずっとずっと私の隣で
動く指　奏でられる音　一緒に唄うと
信じてたのに　私信じてたのに
静かな部屋でコトリと音が響いた
なみだがぬらすもの

さよならと動く私の唇
光る両目を急いで隠して　
愛を結い　飛びそうな想い私の気持ち
涙が乾くのを思い浮かべた

流れない　私は涙を知らない
分からない　何が悲しみ伝える
どうすればいいんですか貴方
祈り捧げ上を向いた

きっときっときっと私は絶対
掛かる息　ミントの香り　忘れないから
信じているよ　私信じてるから
ドアが開いて貴方が帰ってくると
ミクがしんじるもの

I believe that you return

Sometime surely