「右腕を上げている初音ミク」の看板を見つけたミクさん。

看板を見つめながら、おもむろに左腕を伸ばし、
後ろを振り返って「似ているかなあ。」

* 「そっくりです。素敵ですよ。」 =>天然属性 +10
* 「上げる腕が間違っていますよ。」

---------------- 褒める
「そっくりです。素敵ですよ。」
「えへへ。」

満面の笑顔を浮かべるミクさん。
しかし、その後、コンサートのステージ上で同じ質問をし、聴衆を大いに困らせる事になるとは、その時、知るよしも無かった。


---------------- 指摘する
「上げる腕が間違っていますよ。」
「私、間違っていないよ。」

私は、くるりと彼女を回転させて、右腕を持ち上げた。
「後ろを見て下さい。ほらね。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

腕を上げるミクさん

「ミクさんの隣」所属作品の1つです。

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to_dk作品紹介(ブログ) = http://tounderlinedk.blogspot.com/2010/07/blog-post_4264.html

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投稿日:2010/07/22 20:57:33

文字数:339文字

カテゴリ:小説

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