晴耕雨読でも積読
悠々自適な生活　
君のいない寝室で物思いに耽る
文字の形も判別できないほどに書き殴る
誰にも読まれなくとも
リリックをここに置く

主人を失えど　荒庭のソメイヨシノは
今年も浅春を告げるよ
君がいなくとも　僕は生きてきたんだ
どこでだって可憐に咲けるわ

どうか君にとって良き日であるよう
願ってやまない今日この頃
この思いよ届け
一年が幸多き年であるよう
世界よ穏やかであれ


誓った偕老同穴　されど2人は決別
春雨が戸を叩く音で　ふいに思い出す
兎にも角にも生き残るには　適応して行くしか無い
AIにも魂は宿る？　どんな夢を見る？

涼や暖を求め　常に無いものねだり
春夏秋冬　やがて過ぎ去ってくのに
世界の行く末を　憂いて生きてる僕ら
過去、未来も　いつか灰になるのに

どうか忘れていても思い出してほしい
あの日の情熱が冷たって　そこに確かにあった
どんな困難が行く手を阻んでも
その先に　進むしか無い

君はじつに馬鹿だな
馬鹿だな

どうか君にとって良き日であるよう
願ってやまない今日この頃
この思いよ届け
この先ずっと幸降るように
時代よ穏やかであれ
その先へ進んでゆけ