夜明けが来れば逢えなくなるの
独りきりの朝が来る
素足が とても冷たくて
震える手には 何もない

変わらない夢をただ
求めていただけなの もう
帰れないのかな
あたたかな声のその向こう

独り見上げた星は
冷たくて痛いの
ただあなたの隣で
変わらずに居たいだけ


願わない夜明けが来てしまう
迫る陽(ひ)が肩に触れて
お願い もうやめて 戻れない
懐かしいあの日々に もう

願ってたのはただ
些細な幸せなの でも
この手は空っぽ
記憶(ゆめ)でしか逢えないの?

暗く優しい夜が
過ぎてしまえば もう
あなたを忘れてしまう
陽光(ひかり)よ 奪わないで

あなたと過ごした日々が
支えてくれる全て
だから夜よ明けないで
わたしに夢を見させて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夢夜譚

この歌詞はかるがもPさんの曲に応募したものです。
タイトルは「ゆめよばなし」。
改変可です。

話のストーリーとしては、少女が、独り、人を待ち続けるというものです。
願っていることはただひとつ、その待っている"あなた"と一緒の時を過ごすこと。
けれど、少女が想いを抱いていられる時間は夜だけ、待っている期限が来てしまったら(朝になる)すべての記憶を失います。

閲覧数:160

投稿日:2009/09/26 11:26:12

文字数:323文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました