嗚呼、ついにこの時が来てしまった。
二度しか会っていないのに、もうお別れなんだね。
今日で終わることを君は知る由もないんだろうね。
僕は心のなかでそう思った。

戦火のなかで逃げ惑う緑の髪の女たち。その中に君はいたんだよ
とっても綺麗。ああ、こけてしまった。
君の背後に立った。君はとても怯えた目でこちらを見ていたね。ごめんよこれは運命なんだよ
「ああ・・・・うわあああああ!」
君の胸に、髪に、顔に血飛沫が飛び散った。

ごめんなさい、カイト様。
さよなら、僕の愛したひと。
僕のなかでなにかが確実に途切れた。


「・・・ただいま。リン王女。」
「おかえりなさい、レン。」
王女が僕に微笑んでくれたのが唯一の救いだった。
愛し方を知らない王女のために
僕はこの身を捧ごう。


「ねえ、今日のおやつ何?」
「ブリオッシュだよ」
「やったあ!レンのブリオッシュおいしんだよねえ」
ほら、その無邪気な笑顔。
可愛い。

けれど、これから革命がはじまるかも知れない。
そうしたら、この子は、僕は、
どうするの?

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悪ノ召使 第二章

嗚呼ミクよカイトよリンレンよ!

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投稿日:2011/03/19 19:06:24

文字数:454文字

カテゴリ:小説

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