現代情緒が作り出す酩酊末期な悪弊と                   
貞操賛美の狭間にて秘密裏企むヨカラヌコト            

幽霊船舶さながらの迷盲怪奇な機械馬車
囚人列車は悪臭と欲望に満ちている

今蒸気を吐いて三番線
流れなくなった太鼓
チンドン屋が沿線徘徊中
ただぴーひゃらぴーひゃらと

今常軌を逸す終盤戦
断たれ無くなった退路
横行闊歩で行き行けば

淫らにそっと手をかざしている
洒落と高貴は裏表
貪る様に情を満たしたら
私欲は末期に至る
背後に立った狂人と終始無言の罪人ばかり
恐怖に黙されて言えないわ いつになっても

聖人君子にゃ成りきれず
反乱分子も嫌なので
狂騒現時の路地裏で
黒猫は飢えている

甘くて苦いモノ孤独も嘘も秘匿も
気付いた時にはもう深く暗い底

荊にそっと手を伸ばしている
災い転じず地を舐めた
美辞麗句の一つもかけずに
求めた温度と背徳感
自覚と自虐と逃避惰眠の永遠ループ
抜け出せないまま
佇んだ 日々の真ん中

淫らにそっと手をかざしている
溺れて愛して目が覚めて
荊にそっと手を伸ばしている
その後はどうなった

未だにきっと絵を目指してる
根も葉も皆無な青写真
遥かな遠方きっとそこには
変わらず待ってるあなた
なんて綺麗な話
もうやめようか蹂躙遊び
定刻にベル鳴り飛び込んだ
変われないまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

囚人列車(歌詞)

閲覧数:2,351

投稿日:2016/06/01 01:03:11

文字数:579文字

カテゴリ:歌詞

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