幸せの『青い鳥』探す双子
出会ったは『ラプンツェル』
一人淋しく過ごす高い塔
愛しの王子は私に促す
暗く静かな森の中
高くそびえる塔の中
今か今かと待ち続ける少女
僕は君に会う為に君を促す
『君の髪を垂らしておくれ』
少女は言われるがまま
髪を垂らして覗いてる
しかし僕らの探し物
『青い鳥』はこの世界にいない
次の世界にて出会った兄妹
『ヘンゼルとグレーテル』
夜の闇にただ二人ぼっちで
片手にパンを持ち彷徨っていた
火に包まれて泣き叫び
宝を抱き嗤い狂う
兄妹はそんな人間を見つめ
そして傍で震えるその人に告げる
『お母さん大好きだったよ』
井戸の底揺れる水面
断末魔の声が響く
だけど僕らの探し物
『青い鳥』は見つけられなくて
再び世界を移り出会うは
『赤頭巾』という少女
パイとワイン抱えて森の中
孤独に過ごす祖母を訪ねて
寂しく続く森の道
寄り道しながら歩き行く
少女を狙う狼待ち構える
逆に狙われているとも知らずに
『お嬢さん、何してるんだい?』
武器を手に狙い打つ
慌てる狼逃げ惑う
またも僕らの探し物
此処にも『青い鳥』はいなかった
幾多の世界を巡り巡って
様々な人と出会い
そして探し続けた『青い鳥』
けれど見つけられない『青い鳥』
不意に開けた視界には
そう僕らが元いた世界
僕は腕の中の鳥籠を見る
其処から聞こえる清らかな囀り
『ああ、鳥は籠の中にいた』
それは最たる過ち
暗い絶望が纏いつく
無駄な疲労を抱きかかえ
ただ瞳を閉じて暗転する
『僕らは何をしてたんだろう・・・』
コメント0
関連動画0
オススメ作品
ジグソーパズル
-----------------------------------------
BPM=172
作詞作編曲:まふまふ
-----------------------------------------
損失 利得 体裁 気にするたびに
右も左も差し出していく
穴ボコ開いた ジグソ...ジグソーパズル
まふまふ
A1
幼馴染みの彼女が最近綺麗になってきたから
恋してるのと聞いたら
恥ずかしそうに笑いながら
うんと答えた
その時
胸がズキンと痛んだ
心では聞きたくないと思いながらも
どんな人なのと聞いていた
その人は僕とは真反対のタイプだった...幼なじみ
けんはる
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
ピピピピッ、ピピピピッ、ピピッ……。
音のなる物を手探りで探し、音を止める。
そして、目を開ける。
メ「起きないと。」
そう言いながら、もう一度眠ろうと閉じようとするまぶた。
メ「ダメダメ。このままじゃ、寝ちゃうわ。」
慌てて起き上がり、背伸びをする。
メ「みんなのために朝ごはん作らなくちゃ。今日は...記憶の赤のページ(20th前日)前編
漆黒の王子
おはよう!モーニン!
全ての星が輝く夜が始まった!
ここは入り口 独りが集まる遊園地
朝まで遊ぼう ここでは皆が友達さ
さあ行こう! ネバーランドが終わるまで
案内人のオモチャの兵隊 トテチテ歩けば
音楽隊 灯りの上で奏でる星とオーロラのミュージック
大人も子供も皆が楽しめる
ほら、おばあさんもジェ...☆ ネバーランドが終わるまで
那薇
あの丘よりも
ある朝ふと目覚めたら太陽はそこになかった
白いような黒いようなどんよりした雨雲
天気予報は今日もまた傘マークだけの一日
タバコを吸って一息ヤニだらけのこの部屋
夢にまで見た君との待ち合わせ
今すぐに行くから傘はいらないよ
最悪な天気だねと苦笑いする君の横
一本の傘さして肩を寄せ合った
...【UTAU 暗鳴ニュイ】あの丘よりも【オリジナル曲】歌詞
ぷっちゃん-Red Eleven-
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想