大声で叫んだ 誰もいない川辺で
さみしくて不安で だけど泣きたくなくて

仲間たち見送る 冬は終わり近い
花を咲かせる場所 みんな違ってるんだ

見上げた桜の つぼみまだ固いね
いつか咲く日が来るなんて
そんなそぶり 少しも見せないけれど

4月になれば この街 桜咲き乱れる
つぼみの中に育ってたもの
いっぱいに溢れさせて

すぐに開かなくても 思い 育てていく
その時が来たなら ためわらないで
大きくね 咲けるように


大声で笑った いつかの春の日
桜の花の下 生まれたての仲間
ずっと近くにいて 夢叶えばいいのにね
誰かがつぶやいた言葉 思い出すけど

4月の桜は 別れの花じゃなくて
新しく始まる日々と出会いを彩る 
そうだね はじまりの花

あの春の日に この場所 みんな出会えたように
同じつぼみ育てていける 出会いきっとあるよね

一人だけじゃないから 思い 繋げていくよ
近くにいる仲間と 遠くのみんな
いっしょにね 笑えるように


山脈が白くても 風が頬を切っても
遠く見えてた その日 来ること
私たち 知ってるから

今はそれぞれの場所で 大事につぼみ育てて
咲いた花 持ち寄る日 きっと来るんだ
その日をね 待ってるよ


私は私の花 きっと咲かせる
はじまりの花が咲く この街で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

はじまりのはな

そういえば実家では桜は4月の花だったよね、と思い出して衝動的につくった曲の歌詞です(その割に一ヶ月かかりましたが)。

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投稿日:2017/03/28 01:48:52

文字数:555文字

カテゴリ:歌詞

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