切りすぎた前髪も
今日のメイクも
授業のことも
将来の生活も
取るに足らないものだよ
知らないでしょ

ドアを開けたら空が近くて
生ぬるい風 
呼吸する街の音
画角はこれでオッケー
お楽しみの時間

貧相なプライドも
傷だらけの身体も
誰も気付いちゃいない

このまま重力に任せて
なけなしの心を抱いて
そよ風が吹いてしまって消え入るような
淡い炎を絶やした
私が確かに在った証明
煩わしいわどうだっていいの
忘れないで
ねぇ見といてよ

恐くないよね
怖くないよね
これで良いよね
へべれけな頭の中
ワクワクするねどうしよう
撮れてるかな

レンズの奥でみんなが見てる
ちょっと良い気分
不気味なほど青い空
手を伸ばしたらきっと届きそうだね 

群れから溢れてしまった
私の生き様にどうか
一瞬の煌めきを

このまま重力に任せて
真っ黒な走馬灯を睨んで
正しくあれない私は今日も失望を喰らって
堕ちる化け物
私が息をしていた証明
貴方を確かに愛した証明
忘れないで
ねぇ見といてよ

このまま真逆様になって
酷い人生だねって笑って
世界に晒した私の最期の希望をどうか見ていてねダーリン
私が確かに生きた証明
生涯覚えていろよ いいね 
忘れないで
忘れさせないわ

もう戻れないよ
赤いタリーが点いて
何もない私もこれで有名人
眼下に広がる希望目掛けて
ヤスリのようなアスファルトにキスをした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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眼下の希望/IA

BPM100

閲覧数:14

投稿日:2024/07/24 22:08:13

文字数:597文字

カテゴリ:歌詞

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