あれから私はどれだけ進んできたのだろう
出会いと別れを思い出に変えて
明日を目指してきたのだろう

振り返ると浮かぶ記憶の欠片に
全て微笑み返せるならば
強くなったと言えるのだろう

私が今ここにいれる
その全ては君がいたから
あの日感じた君の思いが
ずっとずっと忘れられなくて

懐かしい世界を吹き抜ける風
変わらないまま愛しいから
あの日確かに開いたドアから
差し込む光は大切と呼べるものだろう


今と昔、過去と未来、理想と現実の裏側で
誰も知らない物語にさえ光は差していたのだろう
間違っていくすれ違ってく交差しいずれ絡み合ってく
その全てで出来上がってくそして私はここにいる

始まりは君の涙から
悲しみを知った笑顔が変えた
強くなろうと頑張る背中を
ずっとずっと見つめていた

懐かしい世界を吹き抜ける風
いつまでもまだあの日のまま
差し伸べてくれた手の平から
受け取る温度は大切と呼べるものだろう


懐かしい世界を吹き抜ける風
変わらないよあの日のまま
時が経って大人になっても
君と歩いたあの時間は大切だから

ゆっくりとまた歩いていく
君のように強くなるから