舞い散る雪 白い景色
足跡さえ優しく消してしまう
遠い春を 待ちきれずに
狂い咲いた君への気持ちのように
真白の想いが降り積もる
切ない声と共に紡いで音のない恋詩
出会えたことそれだけで良かったのにどうして?
僕ら別つものなど いらない何も...
白い桜 落ちる花弁
そこに咲いた鮮やかな紅い華
凍れる心が破れるから
淡く覆い隠して悪夢が目覚めるその前に
君と同じその場所へは行けやしないだろう
たとえ辿りつけても 女神の許など...
小さな手差し出され上げた視線の先に
夜を包む眩しい光が輝いて...
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