ここにぼくがいます
ぼくはぼくのはずで
いつも笑顔でいて
悩みなんてなくて

そこのぼくが言った
叫ぶように言った
「うそをつくなお前
ごまかしているばあいかい?」

でもね、ほらね、けどね、うん
そうしてないとばればれなんで
ほらね、そらね、エガオ、ねえ
そうしてないとこわれちゃうんで

ほんとのじぶん
あっち こっち そっち どっち?
おとなになった
つもりでまだまだ迷ってんだ

ほんとのこたえ
あっち こっち ひとりぼっち
おとなになって
それでもまだまだ解らないんだ

ね。



ここでぼくは言った
冷えた声で言った
「きみの叫ぶ言葉
つまり全部わがまま」

そこのぼくは泣いた
震えるよに泣いた
「わかっているさ、でもな
聞こえなくても叫ぶんだ」

そうね、だよね、きっと、うん
そうしていると"気楽に"いれる
だけど、でもね、ホンネ、ほら
そこまでしたら嫌われるんだ

ほんとのじぶん?
切って 貼って 飾りたてて――
いまさらになって
そういう事実に気づいたりさ

ほんとのこたえ
あっち こっち そっち どっち?
判っていても
それでもやっぱり解らないんだ

ね。



ここにぼくがいます。
そこにぼくがいます。

そんな感じなんで、ね?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ね。

メロと文字数表記版は「前のバージョン」からどうぞ。

歌詞はおもいっきり暗い雰囲気がしてますが、曲は激しすぎないロックをイメージしつつ……伝わったらうれしいです。
簡単な言葉、というか話し言葉や単体では意味を成さない単語をつかって歌詞をつくりたいなぁと思って書きまして、人の中にあるくらーい部分とかをそれとなく、それこそ「そんな感じ」で表現できていたらいいなぁ。

人間はエゴと八方美人の二律背反にいつも悩むと思うのです。
社会的生物としては後者が正しい選択、でもそれだけだと色々溜め込んでしまうもので。そんな歌?

閲覧数:300

投稿日:2008/10/17 14:22:24

文字数:532文字

カテゴリ:歌詞

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