祭壇の上 踊り狂う少女(レディー)
金糸の髪を振り乱しながら笑う
蜜に酔い堕つ 喜悦の渦へ
今宵も秘密の夜会が始まる


纏う闇 神聖なる礼服に映えるのは
美しき流血の赤に塗(まみ)れた純心なる華
それは庇護し愛でるもの 良心は無く されど
この胸に咲く感情(もの)は 確かに芽吹き 涸れて逝く

夕暮れ鳴く鴉 飛び立つは聖(ひじり)
招待状が示すこの地に集う同胞(はらから)達

「さあ 始めませう 淫らな晩餐会」


祭壇の上 踊り狂う淑女(レディー)
青い瞳から宝石を散りばめて
美酒に酔い啼く 快楽の謳
刹那の背徳を抱いて

嗚呼 この身捧げたもう 
私はこの場で朽ちて逝く


堕ちる漆黒の十字(クロス) 絡む茨の影に
潜むのは 狂おしき熟した果実? 甘く薫る薔薇?
それは尊ぶべきもの 拝謁は祈願成れど
選ばれし者のみに与えられた 無二の契り

列成す石碑達 円卓の舞台
役者も観客もすべて 貴殿(あなた)への供物と成る

「さあ 踊りませう 淫靡なる演劇を」


祭壇の上 踊り狂う熟女(レディー)
赤い紅(ルージュ)を白濁の濁りに染め
破戒に酔いし 悦楽の海
悠久なる禁忌を抱いて

嗚呼 この身捧げたもう
私は奈落へ堕ちて逝く


蠢(うごめ)く魔性に祝辞を 贄(にえ)に喚鐘(かんしょう)を
降り立つ畏怖なる我が君に跪(ひざまず)く同胞(はらから)達

「さあ 謳いませう 禁断なる賛美を」
「道理など忘れ 愉しみませう」


祭壇の上 踊り狂う処女(レディー)
青い瞳から宝石を散りばめて
美酒に酔い啼く 快楽の謳
刹那の背徳を抱いて

祭壇の上で踊り狂う私(レディー)
赤い紅(ルージュ)を白濁の濁りに染め
破戒に酔いし 悦楽の海
悠久なる禁忌を抱いて

嗚呼 この身捧げたもう 
私はこの場で朽ちて逝く

我等捧げたもう
貴殿(あなた)の血肉と成る為に 嗚呼・・・





ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

少女夜会 -Lady Sabbat-

スペルは【レディ・サバト】と読みます。

A○Iプロっぽく書いたら偉いことに成ってしまった・・・・!!!!(@皿@;)おぉおぉぉぉぅ・・・|||orz|||
セーフ?!セーフ!!?

閲覧数:157

投稿日:2011/03/10 16:49:46

文字数:802文字

カテゴリ:歌詞

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