迷えることが幸せだって君は言う
出口を見つけているのなら容易くも
口にできるのは寿ぎのついでかな
求めていたものが傍に有ったって

間違えてばかり踏み外してばかり
そこに道があるかなんて知らないのに
時間が波のように押し寄せては
背中を押すふりだけして過ぎてく

日めくりで変わっていく本当の気持ち
だらしない目標に据えられて不甲斐なく
誰かが指し示した山の頂上にはもう
無数の足跡で標高が削れていくんだ

向こう岸に正しくたどり着くには
考える前に飛び込むこと


躓くことが幸せだって君が言う
確かに見つけているのなら儚くも
口を閉ざすのは弔いのついでかな
殺めていたものが傍で笑んだって

俯いてばかり振り返ってばかり
そこに君が居るかなんて知らないのに
記憶が弓のように刺し抜いては
踵を踏むふりだけして過ぎてく

日替わりで灯っていく本当の命
忙しない悪評が唱えられ不遜なく
誰かが波起こした海の中心にはもう
鼓動の竜巻で水深が下がっていくんだ

視界際に正しく映し出すには
見つける前に駆け出すこと


途中ならわからない終わればわかる
誰も終わっていないならそれは迷宮入り
何処かにあるゴールテープは見えないけど
今日だって誰かを待っているんだろう?

決められないで動けないのは迷ってない
迷えるのは間違いを見つけられるから
そんなまやかしを信じてもまた行き止まり
壁の向こう側で誰かが泣いていたんだよ

きっと何もかも僕のせいだから
たどり着けない僕の幸せがずっと
君の涙に変わってしまうんだろう
ずっと壊したい壁はきっと壊れない壁


日めくりで変わっていく本当の気持ち
だらしない目標に据えられて不甲斐なく
誰かが指し示した山の頂上にはもう
無数の足跡で標高が削れていくんだ

日替わりで灯っていく本当の命
忙しない悪評が唱えられ不遜なく
誰かが波起こした海の中心にはもう
鼓動の竜巻で水深が下がっていくんだ


出口に着いたって僕は何も言わない
その目で迷い子を見つけたって
年寄りの真似事を通過儀礼にするな
馬鹿みたいならそういえばいいのに

だからそのかわり歌うよ
その涙の分だけ歌うよ
反響に吐息を被せて
閉ざした景色にヒビを入れるから

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  • 非営利目的に限ります

幸いな迷宮

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投稿日:2025/06/01 23:41:24

文字数:933文字

カテゴリ:歌詞

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