いつもキミがくる時は そう
ヤまない雨が降り注いで 灰色の瞳をして
好きなのって囁いて 僕に抱きついて
他のヒトのこと考えてるよね

いつもキミが泣く時は そう
ヤまない涙が頬を伝って 潤んだ瞳をして
寂しいのって呟いて 僕に抱きついて
寂しさ紛らわせようとしてるよね

どうせ雨がヤんだらいっちゃうんでしょ?

気づかないふりしてあげるよ 雨がヤむまでは
わかってるんだ 一番になれないってこと

それでもいいよ 好きだから

いつもキミが笑ってる時は そう
誰かのことで頭がいっぱい 僕は用なし
好きだよって言ったって 僕が抱きしめたって
きっと困った顔するんだろうな

いつも僕が笑ってるのは ねえ
キミの為だって気づいてよ 我慢限界
いつだって本当は キミの一番になりたくて
優しく振る舞ってたのに

どうせ都合のいい存在だったんでしょ?

わかってたのに気づかないふり 今日も
だってそうでもしないと キミが遠くにいきそうで

それでもいいよ 好きだから

今日もキミを慰めて 僕も誰かに慰めてもらう
満たされない 満たされない それでも

快楽の海へ僕は溺れる
キミのことを想いながら 他の女の子と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ココロガタリ


寂しさを紛らわす存在になってしまい
自分もまた、他の子で寂しさを紛らわす。

友達以上恋人未満の都合のいい存在から
脱出したいのに出来ない……そんな感じです。

マセレンの逆的なものと、と。

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投稿日:2008/06/17 22:39:48

文字数:507文字

カテゴリ:その他

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