すれ違いメランコリー

右って言えば左を向いて　上って言えば下を向いて
同じ瞬間　同じ場所で　同じシチュエーション
それなのに　伝わらない

私が見てるあの赤色は　きっとあなたの目には映らずに
全く違う　そうね例えば　青色のように
落ち着いた　そんなとこ

行先未定　コンパスの針
役に立たない　もう「なんなのさ！」

きっと平行線のようにどこまで行っても
交わらない別の価値観ひっさげ生きている
それは私の中の辞書には記されはしない
曲がり曲がりくねって読みにくい文字だ

右って言えば左を向いて　上って今なんで下向いた？
こんな状況　あったような　まさかのデジャヴ？
私だけ？　なんか言え

2人はまるで　壊れたテープ
繰り返すだけ　「もうどうしてよ！」

きっとコメディ映画のように一緒に過ごしても
本気でいても滑稽な場を作って空回り
それは2人でドタバタ越えるまで時間がかかる
トゥルーエンドがゴールで待ってるパターン・・・と思う

考え方も　感じ方も　あなたの全てが
何もかもが新鮮で　だから惹かれるの

きっと平行線のようにどこまで行っても
交わらない別の価値観ひっさげ生きている
なのにその直線が1°（一度）だけでも傾いたら
なんて都合いいことばかり考えて

今は私の中の辞書に載らないとしても
これでいいのと空欄だけはしっかり用意して
とりあえずこんな毎日を繰り返し生きている
そんな2人のコメディの様な日々を