毎日 同じ事の繰り返し。
もはや見慣れた街路樹、行き着けの喫茶店、既に飽きたいつもの珈琲の味。
毎日 同じ人の顔を見て、同じような会話をする。
コンビニのバイトすら事務的な作業の繰り返し。
永遠に続くかと思われる程、同じ事の繰り返し。
可笑しいね。
今更ながらに気づいた。
僕らの生活は何かの繰り返しだらけだ。
僕らは、毎日、生きることを繰り返す。
繰り返し、明日は来る。
繰り返し、僕らは生きる。
錆付いた街の懐かしい匂い。
視界を占める灰色の街並み。
いっそ高慢と云えるほど最期の見えない街の空。
僕は壊れかけた街を毎日毎日 走る。
停まることなんて想像したこともない。
自分に最期があるなんて想像出来ない。
ただ、この街の中で繰り返すだけ。
それしか、知らない。
それしか、出来ない。
ホントに異常なのは誰?それとも何かか?
ただ命の灯(ひ)を喰らい続ける僕か、それとも天に産み棄てられたこの街か。
…そんな答えなんて知ったところで 僕は変わらない。
僕はこの街で 息をする。
それが、すべて すべて すべて ――――僕の総(すべ)て。
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