「ふ…ぅ。なかなかじゃねぇかよ」
有珠は左腕を抑えながら壁に体を預けている。
「貴女も…」
KAITOも色んな所から血を流しながら立っている。
「でもこれで終わりです」
KAITOは刀を振り上げ…下ろした。
キイィイン!!
金属音が響く。
「はぁ…!まさか、殺戮型がカイトだとはね」
有紗が持つ、漆黒の日本刀によって、KAITOの攻撃が防がれていた。
「さーちゃん、サンキュ。助かった」
「全く。私が居ないのに戦おうとしないで。私達が合わさって完全体になるんだから」
有紗と有珠は無理矢理造られた双子。
殺戮型ボーカロイドを壊すためだけに生まれた悲しき双子。
『俺達に見つかった以上、消えてもらおうか』
二人が覚醒した瞬間、全てが変わった。
「…どうしたん、です?早く俺を壊して下さい、ヨ?」
壊れかけのKAITOを見て、二人は、はぁ。と溜め息を吐く。
「痛いでしょ?」
「さーちゃんは優しいからな。痛みさえ分かってくれれば良いんだとよ」
有珠は甘いんだから、と付け足す。
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KAITOは涙を流しながら、有紗を見ていた。
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それぞれの声と想いがあって
それ...インフィニート! / 初音ミク × 鏡音リン × 鏡音レン × 巡音ルカ × MEIKO × KAITO
タケノコ少年
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