遠ざかる月の暈なら渇いて
monochromeを取り戻していつもと同じcobaltに融けた

から回る逆さのままの風見鶏
最後の片足もとれてむなしく空を眺めていた

葵の花は今日も檻の中
いつまで咲き誇るのか 何も知らされないまま
嘘を信じて 終らない祈り


 

目を塞いだまま夢をさまよって君を探す旅にでた
新しい景色が僕だけを惑わしてここはいつものまだらの空の下り坂


尖る風に揺れる
気球の中は
逆さ時計が
めぐるめぐる

たましいの蒼色に騙されて
向かう先は 檻の中
鋼の降り注ぐ 空の下 
憧憬を繰り返す記憶


最後のかけらも沈む
重なった糸くずの上に揺らいでなくなって
ひとりきりで歩く 輝いた地平線に背を向けたまま 



腕を広げてこの夢をはばたいて光の届かないところへ
ここが世界の終わりなら なくなったはずのまだらの空の彼方に

君がいた
君に会えた
いつしかふたりは
光の果て

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あくる日の光の果て【鏡音リン】

閲覧数:280

投稿日:2011/01/20 21:57:42

文字数:403文字

カテゴリ:歌詞

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