眠れない夜が明けるたび言い訳ばかりが増えていく
気が付けば外は晴れなのに天井見つめて横たわる
昔は必死にもがいていた夢すら今では忘れている
選択しない未来ばかり勝手に描いて諦めてる

振り返る過去が薬の様壊れる心を繋ぎとめて
微かに感じる胸の熱に何故だか涙が溢れてくる
どこが間違いかは知らぬままにどこで間違えたか悔やんでいる
どこまでも落ちてく思考の海浮上する場所も見えないまま

不安と苦悶を布団で隠しては
理論と自論で自分を巻き付けた
普通と苦痛を枕に沁みつけて
何も無い部屋へ自問自答

私はこれから何をしてこう
溢れる時間は余り過ぎて
嫌だと思ったあの毎日が
今は少しだけ羨ましくて
私は今まで何をしてた
あの時何を求めてたのだろう
光を閉ざした部屋の中で
少し痩せた指で宙を掴む


流れる時間は姿を変え何もない日々は季節が狂う
振り返る過去は綺麗が埋め憎んだ永遠は刹那に消え
ありふれた月を長く感じ違えた一年は昨日のまま
時間は死ぬほど手に入れたが何もできないまま心が死ぬ

嫌いと悲哀を自愛で抱き締めて
未完と主観を俯瞰で誤魔化した
期待と辞退を吐息に混ぜ合わせ
諦めた未来へ自問自答

私はこれから何をしてこう
本当は何でもできるのだろう
機会を外した運の無さと
知りすぎた傷が足を止める
私は今まで何をしてた
あの時何を望んでたのだろう
思い出せなくて心が痛いよ
言葉も忘れて無音で哭く


全てを捨てても命は動いて
頭と体が朽ちても消えなくて
記憶と記録が残した優しさに
どうすればいいか自問自答

私はこれから何をしてこう
残された道をどこに向かおう
私はこれから何をしてこう
無力な私は何をしよう

私はこれから何をしよう
私のやりたいことは何だろう
無力な私に何が出来る
意外と何でも出来るのだろう
私は今まで何をしてた
昔は普通に生きて来れた
案外何でもやれば出来るさ
心が動くまで自問自答

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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自問自答

閲覧数:51

投稿日:2020/12/14 17:41:36

文字数:810文字

カテゴリ:歌詞

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