たてつけの悪い扉を開けると
そこにはいつもの風景がある。
性格の悪いお友達がガヤガヤとしゃべっており
僕のことなんて見向きもしない。
僕の机の上にはお花が一輪かざってあり
僕はそれをそっと横のたなによける。
性格の悪いお友達はくすくすと笑っており
僕はそれをとても楽しそうだと思った。

僕は悪役だ。
去年からそう決まっている。
僕の手下(鞄)はどこかへ逃げた。
悪役は僕だ。
今日も性格の悪いお友達が洗ってくれた上靴をはき2階へのぼる。
つめたい。

気の弱い門番(先生)の横をすり抜け
そこには何時もの情景がある。
性格の悪い勇者達(お友達)が道塞いで
「今日こそ倒すぞ!」と嗤っている。
刃(言葉)がグサグサと刺さってゆき
僕の首は下を向いた。
性格の悪い勇者達(お友達)はそれを見て
「まだまだ足りない」と刃を研いだ。

僕は悪役だ。
二年前からそう決まってる。
僕の上靴(手駒)が寝返ったみたいだ。
悪役は僕だ。
今日は良い日だった。
予報はずれ、石の雨。

月日は経って、場所も変わり、戦いは続く。

たてつけの悪い扉を開けると
そこにはいつもの場景がある。
性格の悪い勇者達(お友達)がガヤガヤと喋っており
僕のことなんて見向きもしない。
僕の机の上にはお花が一輪飾ってあり
僕は。それに。そっと。

触れるとお花は枯れた。

性格の悪い勇者達(お友達)は
それを不思議そうに見つめた。

僕は悪役だ。
今の今に決まってしまった。
僕の手(武器)は全てを壊してしまう。
悪役は僕だ。
今日も性格の悪い勇者達(お友達)を
何度も
触れる度殺してしまうんだ。

僕は悪役か?
少しずつ、スコシズツ
溜まり続けるケイケンチは一体なんなの。

悪役は誰だ?
決まってしまった。
僕がラスボスで君らが勇者だ。
その刃はこちらに向かい行く。

この溜まり続けるケイケンチは
一体何を意味してるんだろ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

ラスボス

宿題してたら思いつきました。
ある日知らぬ間に悪役が決まりました。
理由も無く自由も無く。
試験も無く事件も無く。
そんな彼のお話です。

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閲覧数:142

投稿日:2013/05/21 23:37:22

文字数:801文字

カテゴリ:歌詞

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