1
涼風吹いて 季節は変わり
紅の葉が はらはらと
舞い落ちる路 擦り抜けながら
ひとり 歩く夕暮れ
新しい町に慣れたかな
今頃 何しているかな
留守番電話の声だけが
無闇に明るくて
会いたくて 会いたくて 会えない夜
二人の写真 見返して
口元を 眼差しを 笑う顔を
懐かしく思い始める
永い夜
2
木枯らし吹いて 月日は流れ
白銀の灯がちらちらと
降り注ぐ町 俯き歩く
ひとり 伸びる影法師
「大丈夫」「平気だよ」なんて
強がり口にするたびに
言えない言葉が締め付ける
心の奥の底
触れたくて 届かない 冷たい夜
電話を切って冷えた手を
ポケットに詰め込んで握り締めて
「さみしい」と呟いていた
気付かずに
3
会いたくて 会いたくて 会いに行くよ
最後のバスに飛び乗って
偽れない 止まらない この気持ちを
今すぐに目の前で伝えたいの
大好きよ 大好きよ どこにいても
心が君を探すから
いつまでも いつまでも そばにいてね
バスの中 月を見上げる
永い夜
------ふりがな-------
1
すずかぜふいて きせつはかわり
くれないのはが はらはらと
まいおちるみち すりぬけながら
ひとり あるくゆうぐれ
あたらしいまちになれたかな
いまごろ なにしてるかな
るすばんでんわのこえだけが
むやみにあかるくて
あいたくて あいたくて あえないよる
ふたりのしゃしん みかえして
くちもとを まなざしを わらうかおを
なつかしくおもいはじめる
ながいよる
2
こがらしふいて つきひはながれ
しろがねのひがちらちらと
ふりそそぐまち うつむきあるく
ひとり のびるかげぼうし
だいじょうぶ へいきだよなんて
つよがりくちにするたびに
いえないことばがしめつける
こころのおくのそこ
ふれたくて とどかない つめたいよる
でんわをきってひえたてを
ポケットにつめこんでにぎりしめて
さみしいとつぶやいていた
きづかずに
3
あいたくて あいたくて あいにいくよ
さいごのバスにとびのって
いつわれな(い) とまらない このきもちを
いますぐにめのまえでつたえたいの
だいすきよ だいすきよ どこにいても
こころがきみをさがすから
いつまでも いつまでも そばにいてね
バスのなか つきをみあげる
ながいよる
遠く想う(仮)
Blank Noteさんの楽曲(http://piapro.jp/t/Q0ux)に詞を付けさせて頂きました。
遠恋中の女の子が会いたくて会いたくて会えない話です。
曲の盛り上がりと歌詞をリンクさせるのに力を入れました。
あとは恥ずかしさに負けずにストレートな言葉を頑張って詰め込みました。
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