砂礫の海 広がる中に立って
緑の名残を身にとどめては
お前は今日もまたそこで雨を待つ
仲間のため、己が生きるために

空は紺碧 焼け付く光
地平線に雲 わき立てよ と

砂漠の真ん中でひとり
衣(きぬ)をなびかせ 雨を呼び踊る
雨乞いの女の腕(かいな)に似た腕を
曇らぬ空へと突き上げ 雨を待ちただひたすらに耐える
植物、おまえの名前は 仙人掌(さぼてん)と いうのだな


砂礫の海 広がる世界に満つ
月の光 凍るような影まとい
しおれゆくのは仕様がないから、
異常気象だから、と言い訳するのか

空の銀河も 凍てつく夜を
駆けて雨雲 わき立てよ と

砂漠の真ん中でひとり
髪をなびかせ 雨を呼び歌う
雨乞いの女の頭(こうべ)に似た枝を
月照る空へと持ち上げ 雨を待ちただひたすらに歌え
仙人掌、おまえは雫を身に保つ守り手ゆえ


砂漠の真ん中でひとり
衣(きぬ)をなびかせ 雨を呼び寄せる
雨乞いの女の姿に似た脚で

曇らぬ意思でここに立つ ただ「在る」、その困難を踏み越えて
覇王樹(さぼてん)、お前の頭(こうべ)に いま 雲から雨が降る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

カクタス

あむあごさんに提供した歌詞その2。
作曲したあむあごさんとは違う発想で歌詞を作ってしまったせいか、前のより苦労した記憶が。

最後の「覇王樹」は、乾季を乗り越えたサボテンに敬意を表して覇王の字をあててみたけど、そこまでこだわらなくて良かったかも。

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閲覧数:556

投稿日:2012/01/07 15:20:00

文字数:499文字

カテゴリ:歌詞

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