リンルカ 「猟師と姫のピアス」 守ります
投稿日:2011/01/05 03:06:03 | 文字数:1,296文字 | 閲覧数:411 | カテゴリ:小説
無邪気なくせに攻めなリン、大好物です
そんな可愛さに負けてくらくらルカたん、食べたいです
「ねぇ、このピアス」
レンと買い物の途中で見つけたそのピアス
1000円とちょっと高いけど、一目ぼれ
「んー、綺麗じゃん、買うの?」
「うん」
それを買って、ダッシュでお家に帰るの
黄色とピンクのお花のついた可愛いピアス
あたしとルカ姉みたい
「ただいま!」
買い物袋をレンに投げつけて、急いで階段上ってルカ姉の部屋にダイブ
本を読んでいたルカ姉はびっくりしながらあたしを受け止める
「お帰りなさい」
ふんわりと笑う、綺麗、すっごく綺麗なあたしのお姉ちゃん
メイコ姉さんともミクちゃんとも違う、世界で一番綺麗な人
でも、あたしだけのお姉ちゃんじゃない、くやしい
「ねぇ、ルカ姉」
「ん? なにかしら」
「これ、どう思う?」
買ってきたピアスを見せると、ルカ姉の目が輝いた
ルカ姉は綺麗な可愛い物が大好きなのを知っている
綺麗なルカ姉が綺麗で可愛い物をつけるといっそう輝く、眩しいくらいに
「一個あげる! もう一個はあたしの! つけていい!?」
「え、あ、うー、と、うん」
どうして悩むの、とわからない振りして聞いても良いけど
その後の反応が腹立つのでやめる
好きなもの目の前にして、いらない、とはいえないよね
だって大好きな“妹”からのプレゼントでもあるから
「じゃあ、左向いて?」
「う、うん、こうでいい?」
さらさらピンク色の髪を掻き揚げるセクシーだなぁ
無傷な右耳が無防備に露になる
綺麗な首筋に噛み付いて、あと付けたいと思ったけど
先客が居る、腹立つ、上書きしたけど我慢
おまけで付いてきたピアッサーで穴を開ける、痛みに喘ぐルカ姉
えっち、あたしが狼だったら間違いなく食べてる
でもあたしは狼じゃなくて猟師だから食べれない、悔しい
すぐさまピアスをつけた、まだ痛いのか右耳を抑えている
「痛かった? 大丈夫?」
「ぅんー、ちょっと痛いけど、平気」
にこりと笑う、可愛いちゅーしたい、でも我慢
あたしも左耳に穴あけてピアスをつける、おそろいピアス
でも足りない、でもそれしかできない
「えへへ、おそろいだ! ルカ姉とはじめてのおそろいだね」
「そうね、ありがとう、リン」
名前呼ばれて頭なでられて、おひざの上に抱っこされて
一緒に本読んだり、英語を教えてもらったりした
ずっと続けばいいと思うに、続かない
「ルカ」
ほら、きた
ルカ姉が顔を赤らめて、ごめんね、と謝って扉の向こうに消えた
静かに扉を開けて、廊下の外を見る
ちゅーしてた、悔しい、狼に喰われる可愛いお姫様
あたしは妹だから見てるだけしかできない
そんなあたしに気づいて、してやったり顔をされた腹立つ
でもピアスには気づいていない
あたしは、このピアスを通じてルカ姉を守るの
あたしは猟師になっていつか、狼を倒す
そして、最後はお姫様とつながるの
「なんて、おかしいんだろう」
全てはおとぎ話をモチーフにして歌を作るマスターのせいにしてみた
少し心が楽になった
さて、マスターにあたしからスペシャルキックをプレゼントしよう
二人が消えた扉を背中にあたしは、マスターの部屋に向かった
オススメ作品10/23
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ハローディストピア
ハローディストピア
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BPM=200→152→200
作詞作編曲:まふまふ
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ハローディストピア
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小説版 South North Story ①
小説版 South North Story
プロローグ
それは、表現しがたい感覚だった。
あの時、重く、そして深海よりも凍りついた金属が首筋に触れた記憶を最後に、僕はその記憶を失った。だが、暫くの後に、天空から魂の片割れの姿を見つめている自身の姿に気が付いたのである。彼女は信頼すべき魔術師と共にただひたすら西へと走り続けた。やがて、北風が強くなり、それは雲を呼び、そして初雪が深く暗い雲から零れ始めた。彼女の苦難を象徴するようにそれはいつしか吹雪となり、彼女の弱り切った心を容赦なく痛めつけた。体調を崩している。そう判断して彼女の元に駆けつけても、僕は彼女に触れることすら叶わない。桃色の髪を持つ魔術師は騎乗に夢中でまだ気付く様子も見えない。この吹雪の中、焦りを感じているのは誰もが同じか、と考えながら僕は無駄だと分かっていながら彼女の背中に触れようとした。触れても、僕の体温を彼女に伝えることは叶わないけれど。そう考えながら彼女の背中に僕の手を載せた時、彼女が一つ、咳をした。
『どうしたの?』
小説版 South North Story ①
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インビジブル_歌詞
インビジブル BPM=192
とんでもない現象 どうやら透明人間になりました
万々歳は飲み込んで
ああでもないこうでもない原因推測をぶちまけて
一つ覚えで悪かったね
インビジブル_歌詞
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Temperature
Look at me what's wrong with me?
My eyes burn and my head is dark
What should I do, tell the good doctors
Maybe just a painkiller
Oh how headache
Temperature
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朽ちたダイヤモンド feat. 鏡音リン
反転した三点透視 空を泳ぐように
波を立てる水平線上に 浮かぶミニチュアの船
首を絞める現状 脳裏に過ぎる無垢な少年
発言責任不在のふざけた倫理
表出を恐れた深層心理
朽ちたダイヤモンド feat. 鏡音リン
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夢遊病者は此岸にて
夢遊病者は此岸にて
暗い四畳半の隅で同じ過ちを犯し続けている
口から吐いた煙の数だけ醜い自分を忘れてしまえた
夜が今日もこの部屋を喰らい尽くしてしまうから、幸福な夢の世界に逃げ込むのさ
真っ白の「ひとがた」が僕に光を与えた
夢遊病者は此岸にて
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G clef Link 剣と魔法の世界へようこそ5
リンのターン
どうする?
【たたかう】
【とくぎ】
【まほう】
G clef Link 剣と魔法の世界へようこそ5
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【リンレン小説】俺の彼女だから。。【ですが、なにか?】
「…はぁ………ん…ぁん、いやぁ……ぁうっ」
暗くて狭い。密閉された空間。逃げられない私は目に涙をためた。
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あー…蒸し暑い…
空は生憎の曇りだというのに今日はなんだか蒸し暑かった。ったく。楽歩の奴…バスの冷房くらいつけろよな( ̄∩ ̄#
【リンレン小説】俺の彼女だから。。【ですが、なにか?】
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朽ちたダイヤモンド feat. 鏡音リン(コード譜)
Key=F ,bpm=138
【Intro①】
A#maj7 | Gm | Am | F/D C#m (×3)
A#maj7 | Gm | Am | F/D
【Intro②】アウトロ時ラスサビからの転調継続
朽ちたダイヤモンド feat. 鏡音リン(コード譜)
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悪魔の踊り方
悪魔の踊り方
感情なんてもんはどうしても無駄だって悪魔は言った
「何もかも捨てちまえよ」
嗚呼、快不快も、喜怒哀楽さえも!
どうしようもない事実、ヒトは終焉から逃れられない
悪魔の踊り方
プロ画はオフ友の方に描いていただきましたww
ありがとうございますw
初めまして、神崎遥と申します。
ボカロを好きになり、早一年
とうとう小説を書くことを決心しました
主に、原曲を基に妄想フル回転で書いていこうと思います。
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