遠い昔の私と君の話。
オレンジに輝く夕陽がずっと遠いところから、ずっと遠くまで広がっている海と私たちを照らしてる。
「綺麗だね、また見れるといいな」
君はポツリそう呟くから 不思議に思って。
「また見にこれるでしょう?」なんて言ったら
優しく笑って言ったんだっけ。
「またこんな景色が見れるなんて保証は誰にもできないんだよ」って。
心なしか私にはちょっと怖いこと言ってる気がして凄く悲しくなった。
君はずっと遠いところ見てるか何考えてるか分かんない。
「僕が言いたいのはね、明日がこうやってまた来ること、幸せに感じなきゃいけないってことだよ。
またこの景色に会うには朝が来ないとダメでしょう?」
あぁ、そうだね。そう思うわ。
明日があることを待つってことはまたこの景色に会えることに小さなワクワクを持って待つんだもんね?
あぁ、そう考えたらなんだか当たり前に見てた世界を当たり前に見てちゃいけないと思ったよ。
私はまた明日、この景色を見るために明日に会いたい。
君に会いたいな。
明日が来て、今日は雨で、あの景色は見れなかった。
でも、君は全然悲しくなんかしてない。
だってね、雨も素敵だなんて言い出しちゃって。
昨日の景色の話なら分かるよ。でも、私雨は嫌いなの。
そう?だなんて、不思議そうに聞いたら、昨日と同じこと
「またこんな景色が見れるなんて保証は誰にもできないんだよ」って。
雨には会えなくたって構わないわ。私は晴れが好きだもん。
「僕が言いたいのはね、晴れの日には見えない、雨の景色を見ることも明日があるからだと思うんだ。雨の匂いだって、雫だって明日がないと分からないでしょう?」
あぁ、そうだね。そう思うわ。
明日があったってこの雨に会える可能性なんて分からないものね?あぁ、そう考えたらなんだか嫌いな雨も少しは好きになりそうだよ。雨模様で世界が満ちるみたいね。
私はまた明日、この季節を感じるために明日に会いたい。
君に会いたいな。
きっともっと世界は単純なことで溢れてる。
でもその単純なことはきっと、とても大事で大切で決して当たり前じゃないことだよ
なんて君が言って笑ったもんだから、私もそう思うって笑ったの。
明日に会うために。
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