A
火照る躯に透き通る焔
静かな滅びが燃やし尽くす
星の命が宿り叫び上げる
熱い熱い君が嫌いだ

B
人間も魔王も愚問に愚考に沈んでる
独りでに独り歩き穿った正義で
楽しいですか正しいですか
雨が蒸気になっていく

S
火花を散らしてるところ
ごめんなさいふざけるのも大概にして
やられたらやりかえして
食い荒らされた命は怒り狂ってるの
死の世界にして火の海再誕再生譚

A
焦がす理性に行き渡る深紅
轢かれた笑顔が猛り躍る
星の使命が実り纏い上げる
熱い熱い君を焼くまで

B
天国も地獄も愚鈍に愚行に霞んでる
淫らに妄り善がり縛った支配で
楽しいですか正しいですか
火々(ヒビ)が常軌になっていく

S
火の粉と黄昏るところ
ごめんなさい闘うのも底までにして
燃やしても焼き尽くして
踏み壊された命は猛り狂ってるの
非の世界にして火の星再誕再生譚

C
今更、手を組むの？
まるで、私だけが悪者じゃない？
熱い熱い展開も跡形もなく塵へと
焼(ク)べるの

LS
焔と懐かれるところ
ごめんなさい弔うのも還ってにして
灰にして灰燃やして
伐り晒された命は叫び狂ってるの
火の世界にして種の宙(ソラ) 再誕再生譚