僕らは虚像として
あの子たちは実像として
この鏡に映ったんだ

触れ合えない
さわれない
歌えない
そんな鏡の中で俺達は出会ったんだ

『・・・誰?』
『俺は緑の影。君は?』
『僕は・・・僕も影。黄色の・・・」

たとえ実像になれなくても
虚像として生まれた僕だから
君に会えたのはきっと運命

たとえ俺達が不良品でも
ちゃんと生まれていたならば
君に会えないままの運命だっただろう

触れ合いたい
さわりたい
歌いたい
それも鏡の僕らには叶わぬ事だから

『・・・また』
『聞こえるね、俺らの光の歌が』
『僕も一緒に歌いたい・・・』

君と出会えたのがキセキでも
君と歌いたいと願って
涙しているのもきっと事実

君を好きになれた事がキセキならば
俺が鏡に生まれた運命を
喜んでいるのもまた事実

(私達は2人で1つ)
(双子として生まれるはずだった)
(貴方と歌えるように私は歌い続けるよ)
(鏡の中から出られるように)

ある日あの子の
歌声が
響いたんだ
鏡を壊すような祈りの歌声が僕らの耳に

『・・・あれ』
『あの子が呼んでるよ』
『でも・・・!』
『大丈夫。・・・ただ俺の為n・・・』

僕があの子の双子として歌うなら
君のために歌いましょう
僕の気持ちを歌にこめて

君が居なくなった時
俺もここから消えるだろう
その前に君にこの気持ちを―――

ありがとうやさようなら
いいたい事は沢山あるけど
時間がないから

大好きです
永遠に・・・



語り) 黄色の影は実像の双子となり鏡から出ることができました
   しかし、緑の影は消えてしまいました
   緑の影はバグだったのです
   黄色の影は歌いました
   緑の影に届くように 秘めていた想いを伝えるように
   黄色の影の耳に残ったのは緑の影の優しい音色でした・・・

         『アリガトウ アイシテル』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

鏡の記憶【作曲してくださる方、絵師様募集】

えと・・・
ボカロがなくて歌わせられないのに作ってしまった・・・!

そういうわけでだれか歌わせてくれる方募集します!!
だれか心優しい方どうかおねがいします

ボカロはミクオ(俺)、レン(僕)、リン(私、語り)でお願いします!
最後の部分『アリガトウ アイシテル』と最後のサビ『ありがとうやさようなら』からのはミクオとレンで・・・orz


作っていただけたらご報告願います

閲覧数:235

投稿日:2010/03/19 18:54:28

文字数:798文字

カテゴリ:歌詞

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