夏の前に、海の前に
声の在り処、探し求めてた
誰か誰か、ばら撒いた罠
それに迷い、泣いていたんだ
ばら撒かれた、幾多の朝
残り不明、余命の時計
存在した、屈託のない
笑顔、零すように笑った
弾ける、夏の青
夏の終わり、やっと見つけた
内側、浅瀬に
太陽の裏、確かな西陽
あまりに夜明けは早かった
淡い色の糸を小指に巻いた
ここだけ、居心地が良いんだ
赤錆の線路、海原の電車
その中であなただけが見えたんだ
世界、あなたしか見えなかったんだ
後ろ姿、白い布が
何度も、胸から消えていくよ
傷付くこと、悟る夜更け
もう少し、そばにいさせてくれ
浅瀬超えて、ベンチに二人
錆びたパイプ、遠く眺めて
どうやって見送ればいい?
素晴らしい悲しみを抱いて
憂鬱、近付く日
夏の始まり、失う僕
心の、深間に
太陽と月、確かな日時
あまりに夜明けは早かった
淡い色の糸を小指に巻いた
ここだけ、居心地が良いんだ
赤錆の線路、海原の電車
その中であなただけが見えたんだ
世界、あなたしか見えなかったんだ
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