風が吹くからまた僕らは目を閉じて
君が笑ったから茜が紫を帯びた

つまらないからただこのまま終われたら
だけど笑っていた 言葉の少しが揺らいで

青冴えた潮風は季節の残像
僕らはもう少し生きてしまった
そんな体でさ
さんざめけ人の子 永遠の手前で
ただ延々と息も止められずに

風になるのはもう僕以外 目を閉じる
君の胸元には最後の一節が刺さって

命を描く物語
僕の栞は動かないまま
君の最終章 終わりの句点が
心の風穴。

「青冴えた詩を風に」 帰結の陳情
僕だけまだ今も生きてしまうよ
そんな体でさ
この眼にも血漿 この先を知るのさ
ただ延々と 息も止められずに
消えたいのさ 今 穴を埋める透明

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

透明メイカー

終わり方も知らない君へ、
僕"も"君を残したいと思いました。

そして貴方は心を捧げると言うけれど
その分貴方が見えなくなってしまう。

歌だけじゃ足りないというなら、
僕だって貴方の言葉を聞きたいんです。

(2/8:透明メイカー)

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初音ミクさんでは初のオリジナル曲。
ボーカルラインが低いのは分かってるんですが、
この方が魅力的だと思ったのでやっちゃいました。

GUMIさんで作った「透過ロジー」がコードの動きがあまりない楽曲だったので
一応反省を踏まえて転調とかはやってみました。

閲覧数:822

投稿日:2021/02/21 04:48:05

文字数:301文字

カテゴリ:歌詞

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