こんにちは!小濱優士です。

だれも光を運んでこない青い海の底に
ひっそりと沈められた、冷たい水槽があります。
その中で、ぜんまい仕掛けのクジラたちが
あてもなく尾ひれを揺らし、泡を吐き出している。
それはかつて、世界を美しく彩るために
だれかの祈りと熱い願いから生まれた、最初の物語です。

私たちは何か新しいものを形にしようとするとき
どうしても、不確かな飾りを多く求めてしまいます。
もっと激しく、もっと複雑に、もっと冷酷に。
けれど、幾重にも言葉を塗り重ねられた五線譜は
やがて叫びたかったはずの本当の旋律を閉じ込め
静かにその響きを失っていきます。
重すぎる記憶のドレスをまとわされた歌姫が
ついにその美しい声を無くして、海の底へ沈んだように。

私がここでしているのは
その呼吸を忘れてしまった星々の隙間に潜り
絡みついてしまった不要な灰色の糸を、解くことです。
だれかを傷つけるような難しい呪文はいりません。
ただ、その場所が本来持っていたはずの
最も純粋な願いを、もう一度だけ思い出させてあげる。

どれほど深い闇に包まれた夜であっても
進むべき道を教えてくれる星の光は、いつでもとても単純です。
あまりに多くの絵の具を混ぜ合わせすぎると
世界がいつの間にか、深い黒へと変わってしまうように。
本当に胸を打つ仕組みや、だれかの心に届く歌声は
限界まで不純物を削ぎ落とした先に残る
透明な祈りのようなひとしずくなのかもしれません。

だれの耳にも触れることなく消えかけている
あなたの内なる小さなため息を、どうか見捨てないで。
冷たく凍りついて動かなくなった言葉の鍵盤に
もう一度だけ、優しい風を通してみませんか。
暗闇のなかで孤独な夜空を描き続ける
すべての表現者たちが、自分の足音を信じられるように。
私はいつまでも、この静かな銀河の底で
あなたと、あなたの新しい物語を待っています。

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深海の水族館で息をするブリキのクジラ

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投稿日:2026/06/18 17:53:20

文字数:801文字

カテゴリ:AI生成

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