俺は、キミを愛そうと
       全てに誓ったから。



   村とはいえないほどの小さな村。
   裕福とはいえない。
   それでも、幸せな村だった。

       年に一度の生贄祭り。
       生贄娘がキミになるって。
       俺はキミと離れたくない。
       キミのことは、俺が守るから――....


     キミの優しい笑顔が好き。
     とっても嬉しい。
     優しいキミの笑顔全て
     俺のものになってしまえば
     どれだけ、気持ちは楽なんだろう...



   本格的に決まってしまった生贄娘。
   キミの名前が張り出され
   俺は、不意の涙がこぼれる。

       キミの手を握り、村の外へ出る。
       秘密の隠れ家に身を潜めて
       こっそり、逃げようと。
       お願い、ずっとここにいて――....


     キミの優しい笑顔が好き。
     俺の涙をぬぐってくれる。
     綺麗な唇にキスをした。
     このまま、時がとまればいい...




         大人たちがキミを探す
         どうしても変えられない運命
         キミを倉庫に入れたまま
         俺は大人たちのほうへ。
         キミを守るというなら
         何度殴られたってかまわない。
         それなのに
         どうして
         キミは笑顔でたっているの...?



         キミが井戸に入る前。
         「また会いましょう」の一言。
         俺は涙をぬぐった。
         笑顔でキミに答える。

         「 喜 ん で ―――... 」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

守り人

「 喜 ん で ―――... 」

生贄娘への真実
どこまでも、純粋な思い...


[ゆまみまから]
年長組悲劇完成。
どこも悲劇じゃないけどね。うん。
とりあえず、まじですみませんorz

閲覧数:97

投稿日:2010/03/22 10:16:59

文字数:787文字

カテゴリ:歌詞

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